8th mini album [ NIGHT ] より

[ボーダーライン  ]

 詞 大友あゆ

始まりは淡くて 同じ方を指差して

隣にあなたがいて

次第に濁ってく 歪んでく 崩れてく

愛情は形を変えてくの

 

物分かりのいい彼女になることくらいなら

簡単なことと胸張っていたけど

 

あなたが求めてくれるなら

あなたが愛してくれるなら

あたしはどこまでも行くから

好きになれば好きになるほど

離れてくことすらしらずに

 

「忙しいの?」今日もまた

待っているの

 

渡すことばかりが自己満足だとしても

受け止めて欲しいから

苦しくなるほどの愛情をもらえたら

それはもうご褒美になるのでしょう

 

隠したいものはきっと

誰にでも心の奥にあるから

 

あたしのこと好き?と聞いたら

あなたはなんて答えるかな

答えを間違えたりしないで。

依存してるなんて言うけど

ちがうでしょ? そうでしょ?

 

困っている顔さえも

愛しいの

 

もう一度頭撫でてほめて

「可愛いね」とわがまま聞いて

恥ずかしがりやになったのね

好きになれば好きになるほど

壊れてくことすら気づかず

 

未読だけど今日もまた

「待っているよ。」

 

[ Like a Bright Sky ]

柔らかな想いだけ感じてる 指の先まで

心まで 深くまで 響いてる 伝わる音が

 

 

僕のタカラモノが目覚める 夜明け前に

今日も色を変える歌声 様々に

 

触れる感情の波 憧れが希望に変わってゆく瞬間(とき)

越えてゆける 変わってゆけるものは少ないかもしれないけど

もっともっときっと そっとずっとそっと 愛しているの

 

柔らかな想いだけ感じてる 指の先まで

目に映る光だけが 輝く空のようで

 

 

きっと届いてる 優しいあのメロディ

愛しい気持ちはほら 子供たちみたい

 

物語ばかり見てた 馬鹿に見えたけど

そう歌だけが この歌だけが

 

柔らかな想いだけ感じてる 指の先まで

目に映る光が 輝く空のようで


[ My Only Wish ]

思い出して あの頃に見た景色

忘れないで あの時

夢に見た あの空の青をひとつ

声に変えて歌おう

 

触れるモノだけ 抱えてるモノだけ

大切にして また全部失って

やっと気づいて振り返って泣いてる

瞳の奥に心のカケラが

 

神様 どうか僕の手をとって

溢れてく想いだけは

忘れないでいたい

小さくて不揃いでも

 

 

思い出して この空と風の匂い

忘れないで この日を

明けていく この世界 一人見てた

大好きだよ 本当だよ

 

触れるメロディ 揺れる言葉と歌う君と

大切なカケラを拾う僕

 

神様どうか僕の願いを

ひとつだけ叶えて欲しい

忘れないでいたい

ひとつだけ 大切な想いを

[ Planet ]

一つだけ届けたい 紡ぐこの言葉を

引力に縛られて星空を見ている

壊れそうな想い出に 刻まれた記憶に

涙で鍵をかけて 触れずに遠ざけて

 

満ちてく月のように 移ろう星座のように

世界は止まらず 想いは巡る

君の生まれた空でまた会おう

 

彷徨う心が痛いよ 乾いた心が痛いよ

 

 

始まらず閉じた僕の物語

一粒こぼれたものは淡い涙だけ

消えた記憶に色を添えて飾ってみても

心の雨はずっと止む事はなくて

 

渚の波のように 何度も繰り返して

重ねた想い 届いてほしい

僕が消えても 夜が続いても

 

輝く愛しい光が 一つの命を包むよ


[ Rebirth ]

脆くて毀れそうな現在(いま)が

連なって未来(あす)を築くから

いままで生きた私へ

これから生まれる私へ

 

 

何度も何度も繰り返す

生命(いのち)をこの声を振り絞る

夢に描いたような

なりたい自分になれているかな

 

雨が止んだら光が差すように

悲しみにも終わりがあり

夜が終われば陽が昇るように

希望は側に

 

脆くて毀れそうな現在(いま)が

連なって未来(あす)を築くから

いままで生きた私へ

これから生まれる私へ

 

 

幾度も幾度も巡り行く

数多の心を紡いでく

幻じゃない私が

ここに私が息をしてる

 

落ちる涙が優しさに触れる

怖がりな空が晴れる

無垢な心がまた出会う旅

私は未来(あす)へ

 

強くも弱くもない君の

物語を 教えて

いまはまだ小さな声でも

いつまでも伝えていこう